「仮面ライダー」シリーズの映画最新作として、12月22日に公開される『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』で、物語のカギを握る新"イマジン"フータロスと、仮面ライダージオウたちの前にたちはだかる強敵であるアナザーライダーのアナザーWとアナザー電王の姿が初公開された。
『仮面ライダー電王』(2007年)で、平成仮面ライダー史上最も不運な主人公:野上良太郎(佐藤健)に憑りついていたのが、4体の"イマジン"。イマジンとは未来からやってきた人類の精神体であり、憑りついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿である。憑りついた人間との契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、歴史を改変するために、契約者に対し「おまえの望みを言え……」と迫った。
だが全てのイマジンが敵ではなく、良太郎に憑りついた、モモタロス(声=関俊彦)、ウラタロス(声=遊佐浩二)、キンタロス(声=てらそままさき)、リュウタロス(声=鈴村健一)のように味方のイマジンも存在。それぞれ異なる人格をもつため、良太郎に憑依することで良太郎自身も人格が変化し、1人4役の異色のライダーとして人気を博した。また、TVシリーズや映画のみならず、イマジンたちが主題歌を歌ったCDが発売されたり、イマジンたちのイベントが開催されるなど、イマジンたちの声を担当した豪華声優陣も「仮面ライダー電王」人気の一端をになった。
フータロスのビジュアルでは、肩・腕に注目してみると、フータロスの"f"の文字のようなものが。本作に登場する映画オリジナルの新イマジン、フータロスは誰と契約を交わすのか、敵か味方か……そしてフータロスの声は誰が演じるのかにも注目が集まる。
さらに、映画に登場するアナザーWとアナザー電王の姿も明らかに。アナザーWは仮面ライダーWの色合いを残しつつも目が4つあり、全方位を見つめ死角がない一方、アナザー電王は目と肩が大きく歪曲。まだまだ謎の多い強敵・アナザーWとアナザー電王が、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』でソウゴ、戦兎たちの前に立ちはだかる。
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