女優の稲森いずみが主演を務める連続ドラマ『それを愛とまちがえるから』が、WOWOWで2019年2月からスタートすることが明らかになった。

稲森いずみ

原作は直木賞受賞作家・井上荒野の同名小説。結婚15年目を迎えて幸せな人生を送っていたが、セックスレスになってしまった夫婦の行く末を描く、笑いあり涙ありの大人のためのラブコメディー。

本作で連続ドラマ26年連続出演となる稲森は「私が演じる伽耶はとても真面目で良い人です。自分の中で溜め込んでいる想いが強すぎて、それがあふれ出てしまったときに、うまく処理をすることができなくて意外な言動をしてしまう。その言動がいろいろな面白い話に展開されていきます。撮影中も笑ってしまうのを我慢することが大変でした」と、自らの役についてコメント。そして「この作品は日常で起こる夫婦のあるあるがたくさん詰まっています。その状況や相手の想いをどう捉えて、その後を生きていくのか、視聴者の方にもヒントになり、ポジティブな気持ちにもなれます」と作品の魅力について語った。

原作者の井上も「どうしようもない人たちの物語です。やらなければいいことばかりしてしまいます。でも、やらなければいいことはわかりきっているのに、やってしまうこと。間違っていると知りながらやめられないこと。そういうことは、誰の人生にも起こりうるのではないでしょうか。最初は他人事としてばかだなあ、と思って、ゲラゲラ笑って、それからちょっと沈黙して、ときどき『ズキッ』とするようなドラマになるといいなと思っています」と期待を寄せている。同時に、稲森と宮本理江子チーフ監督のインタビュー動画も公開中。