楽天インサイトは10月18日、「ハロウィーンに関する調査」の結果を発表した。同調査は9月6日~7日、同社に登録しているモニター約220万人のうち、20代~60代の男女1,000名を対象にインターネットで実施したもの。

調査によると、ハロウィーンが日本に定着したと思っている人の割合は、およそ5割(48.8%)。また、主に「子ども(小学生以下)」(62.0%)や「大学生」(52.5%)、中高生(38.5%)が楽しんでいるイベントだと思っている人が多いことがわかった。

  • 今年のハロウィーンに実施することについて

    今年のハロウィーンに実施することについて

そこで、今年のハロウィーンの予定を尋ねたところ、75.0%の人が「特に何もする予定はない」と回答。その割合は、男女ともに年代が高くなるにつれて増える結果となった。

何かしらの予定があるという人の回答としては、「自分以外(子どもなど)を仮装させる」(8.7%)が最も多く、次いで「自宅にハロウィーンの装飾を行う」(7.0%)、「ハロウィーン用の料理(お菓子なども含む)を作る」(6.4%)と続いた。

ハロウィーンの予算は前年より1,000円アップ

  • ハロウィーンにかける予算

    ハロウィーンにかける予算

続いて、ハロウィーンに何かする予定がある、または未定と回答した人に、誰と過ごすのか教えてもらった結果、「パートナー(配偶者・恋人など)」(56.0%)や「子ども」(52.0%)に回答が集中。ハロウィーンにかける予算を聞いたところ「1円以上~2,000円未満」(33.2%)が最も多く、次いで「2,000円以上~4,000円未満」(24.2%)、「4,000円以上~6,000円未満」(14.2%)と続き、平均金額は、前年比1,000円増の4,389円となった。

ちなみに、衣装やグッズの購入場所については、断トツで「100円ショップ」(55.6%)がトップとなり、次点は「インターネット通販サイト」(28.8%)だった。

女性は魔女、男性はアニメキャラ・お化けが人気

  • 自分が仮装したい衣装

    自分が仮装したい衣装

今年のハロウィーンで「自分が仮装するとしたら何に仮装するか」を聞いたところ、60.1%の人が「仮装したくない」と回答。「仮装したくない」人の割合を性年代別にみると、女性よりも男性の方が高く、また年齢が上がるに連れて増える傾向が見られた。

仮装したい衣装では、「魔女・魔法使い」(12.3%)、「ディズニーキャラクター」(11.1%)、「アニメのキャラクター」(8.5%)が上位に。男女別にみると、女性は「魔女・魔法使い」が、男性では「アニメのキャラクター」や「お化け」の人気が高かった。

  • 異性に仮装してもらいたい衣装

    異性に仮装してもらいたい衣装

一方、「異性に仮装してもらいたい衣装」について聞くと、「仮装してもらいたくない」(56.8%)が最も多く、次いで、ナースやポリスなどの「制服系」(10.7%)、「魔女・魔法使い」(10.5%)、「アニメのキャラクター」(9.9%)が上位に。

男女別では、男性は「制服系」「魔女・魔法使い」「アニメのキャラクター」が、女性は「映画のキャラクター」「海賊」「ディズニーキャラクター」「ゾンビ・吸血鬼」がそれぞれ他の性年代よりも高かった。