テレビ朝日新人の並木万里菜アナウンサーが、きょう19日の放送から同局系音楽番組『ミュージックステーション』(毎週金曜20:00~)のサブMCに就任することが決定。18日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われた会見で発表された。
並木アナはサブMC就任を聞いたときの心境を「頭の中が真っ白になって心臓が2~3秒止まった気がしました。そのくらい衝撃的でした」と回想。さらに「家族に連絡したら『うそでしょ、信じられない』と返ってきました。私の母は松田聖子さんのファンなんですが、『会ったらサインもらってきて』と言われました(笑)」と明かした。
会見には、歴代サブMCの下平さやかアナ、武内絵美アナ、堂真理子アナ、竹内由恵アナ、弘中綾香アナも出席。下平アナは「私の前任者はフリーアナウンサーの故・有賀さつきさんでした。本当に輝いてらっしゃった先輩から、バトンを受け継いでやっているという誇りを忘れないでほしいです」と並木アナに語りかけ、竹内アナは「並木さんがミュージックステーションを担当すると知る前に、エレベーターで遭遇したんです。そのときに、なにか言いたそうに目がキラキラしていて、『あ、Mステになったな』となんとなく分かりました(笑)」と振り返った。
先日までサブMCを務めていた弘中アナは「『私でいいんだろうか』と思うときが絶対来ると思います。私も放送中にそう思ってしまったりとか、心が折れそうになったりしたときがありました」と告白し、「そういうときは開き直って、『私しかこのイスに座れない』と自分に言い聞かせて、自信をもって頑張ってください」とアドバイス。
また、武内アナは、t.A.T.u.の「ドタキャン事件」時にサブMCだったことを振り返り、「なにかハプニングが起こりそうだなという予感があったら、相談に来てください」と話していた。
そして、司会のタモリについて、並木アナは「この前初めてごあいさつさせていただいて、仙人のようだなと感じました。温かいオーラが出ていました。それまで遠かった存在だった方と一緒にお仕事ができて、本当に光栄です」と感想。
堂アナは「ガチガチに緊張してる私の横に立ってくださって、『生放送で緊張しない人なんていないよ。緊張するのが当たり前なんだよ』と優しく声をかけてくださって、その言葉で肩の力が抜けたのを覚えています」とタモリの優しさを感じたエピソードを明かす。
弘中アナも、タモリが主催するヨットレース「タモリカップ」に参加した際、「サルサの生バンドの演奏がありまして、気がついたらタモリさんと(『タモリ倶楽部』ソラミミストの)安斎(肇)さんと私で踊っていました」と話し、竹内アナはタモリがきっかけでウイスキー好きになったというエピソードを語った。
並木アナは「入社してまだ半年なので、私のことを知らない方がほとんどだと思います。自分にできることを精いっぱいやって、生の音楽の楽しさというのをお伝えできればと思っています」と意気込みを語っている。