「働きがいのある会社」を調査・分析するGreat Place to Work Instituteは10月15日、2018年版「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキングベスト25(World’s Best Workplaces 2018)の結果を発表した。
同社は毎年、世界約60カ国で展開されている世界共通の基準で調査分析を行い、一定基準に達した会社を「働きがいのある会社」に選定。同ランキングは、各国での調査結果を元に、多国籍企業の中から順位付けしたもの。
選出に当たっては、「各国の2017-2018実施調査において、5カ国以上でベストカンパニーに選定されていること」「従業員数が全世界で5,000名以上であること」「自国(本社の所在国)以外で従業員が40%以上(または5,000名以上)働いていること」という3点を満たしていることが条件となっている。
2018年版「働きがいのあるグローバル企業」世界ランキング第1位は、昨年に引き続き、クラウドコンピューティングサービスを提供する「Salesforce」だった。続く2位は、世界中でホテルを展開する「Hilton Worldwide」(昨年9位)、3位は、食品製造の「Mars Inc」(同4位)となった。
また、昨年ランク外だった「Intuit Inc」が4位にランクイン。一方、昨年2位だった「The Adecco Group」は5位に、同じく3位だった「SAS Institute」は10位と、それぞれ順位を落とす結果となった。