クラウドポートは10月15日、「老後資金」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月25日~26日、20代~60代の男女 600名を対象に、インターネットで行われた。

  • どんな背景から老後資金について不安を感じるか

    どんな背景から老後資金について不安を感じるか

はじめに、「老後資金に不安はありますか?」と質問したところ、85.7%が「ある」と回答。不安に感じる理由を尋ねると、「年金受給の年齢が引き上げられるから」(64.2%)が最も多く、次いで「特定の背景や理由はなく、漠然と不安」(43.2%)、「退職金制度が当てにならなくなってきているから」(35.2%)と続いた。

  • 老後資金に必要だと思う金額は?

    老後資金に必要だと思う金額は?

老後資金に必要だと思う金額について聞いたところ、「わからない・イメージできない」(27.7%)が最多となり、多くの人が具体的に想像できていないことが明らかに。具体的な金額として多く挙がったのは、「3,001万円~5,000万円」(24.5%)や、「1,000万円~3,000万円」(21.7%)だった。

  • 老後資金の準備期間は何歳~何歳まで?

    老後資金の準備期間は何歳~何歳まで?

続いて、何歳頃から老後資金を準備しておく必要があると思うか尋ねたところ、「30代」(32.2%)が最も多く、次点の「40代」(22.2%)と合わせると半数を超える結果に。また、何歳頃までに用意しておくべきかという質問では、約半数の人が「60代」(47.7%)と回答した。老後資金は、「30~40代で準備し始め、60歳までには用意できている」とイメージしている人が多いことがわかった。

さらに、今準備していることについて聞くと、37.8%が何かしらの準備を始めていることが判明。具体的には、「貯蓄」(85.5%)、「年金」(41.4%)、「投資信託」(30.0%)、「株」(22.9%)が上位に並んだ。