ダスキンは10月15日、「大掃除に関する意識・実態調査」の結果を発表した。同調査は、2017年末の大掃除の実態を全国の20歳以上の男女計4,160人(内60歳以上832人)を対象にインターネットで行われた。調査期間は2018年1月26日~1月28日。
2017年末の高齢者の大掃除実施率は53.1%。還暦を過ぎてから掃除に負担を感じるようになった場所と理由について、上位3カ所は「レンジフード・換気扇」(46.6%)、「窓・網戸」(36.7%)、「照明器具」(27.9%)という結果となった。その理由としては、約6割が「イスや脚立を使った、高所の掃除に不安を感じる」(61.9%)、次いで「面倒になった」(45.2%)と回答した。
続いて、親と別居している人を対象に、2017年に実家の大掃除や片付けについて聞いたところ、2017年の1年間で10人に1人が「実家の大掃除や片付けを手伝った」ことが判明。
なお東京消防庁の発表では、平成24~28年の5年間で、掃除中のケガの緊急搬送は3,747人。内60代と70代が全体の約4割の1,555人を占め、月別に見ると大掃除をする12月が最も多い結果となった。