きょう16日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、東京・多摩市のテーマパーク「サンリオピューロランド」の館長に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回登場するのは、伸び悩んでいたサンリオピューロランドの入場者数をV字回復させた女性初の館長・小巻亜矢さん(59歳)だ。
小巻さんが館長に就任したのは、入場者数が大きく落ち込んでいた2014年。客足が伸びず、低迷していたサンリオピューロランドを復活させるために、“大人も楽しめるテーマパーク”にすることを意識し、XJAPAN・YOSHIKIとのコラボや、歌舞伎を取り入れたショーなど、次々に新たな企画を実現させた結果、17年度の来場者数は90年の開館以来、過去最高となる180万人を記録した。
意識しているのは集客だけではなく、スタッフの笑顔を増やすことも。館長就任直後、真っ先に手掛けたある設備の改革に、とりわけ女性スタッフが大喜びだったという。さらに、自身ならではの目線で取り組んだ様々な改革に、スタジオメンバーも感心しきりとなる。
しかし、穏やかな笑顔を見せる裏で壮絶な人生を歩んできた小巻さん。大学卒業後にサンリオに入社、その1年半後に結婚して3人の子宝に恵まれたが、37歳の時に離婚。その後、2度のがんを患った。死に直面した彼女がサンリオに復帰し、今に至るまでに、どんな心の変遷があったのか。そして「みんなを笑顔にしたい」という信念を支える、ある悲しい出来事と、キティちゃんのショーに込めた思いとは…。
数々の困難を乗り越えながら、前を見据えて歩みを進めてきた小巻さんの姿を見て、スタジオでは青木崇高が思わず涙を見せる。