サイバードが運営する「イケメン研究所」はこのほど、東京都内を走る民営鉄道会社のうち、最も「イケメンな電鉄」は東武鉄道とするアンケート調査結果を発表した。
「イケメン研究所」を運営するサイバードは携帯電話向けモバイルコンテンツ事業などを手がける。同研究所では「真のイケメンとは何か」を探求するとともに、「イケメンな家電」「イケメンな野菜」など、人間以外の「イケメン」についても調査してきた。今回は都内を走る13社を対象に、関東地方に住む10歳から49歳までの男女932人に「イケメンな電鉄」について尋ねた。
「最もイケメンな電鉄」に選ばれた東武鉄道は7.1%の支持を獲得。2位は西武鉄道で6.5%、3位は小田急電鉄で6.2%と僅差で続いた。年代別では、30~40代が東急電鉄、20代が小田急電鉄、10代が東武鉄道にそれぞれ人気が集まり、年代ごとに好みの違いが表れる結果となった。
東武鉄道を支持した人に「イケメンだと思う理由」を尋ねたところ、「誠実だから(雨・風に強く、遅延しにくいなど)」と「見た目が格好良いから」の2つに意見が集中した。同研究所はこれをもとに、「約束の時間を守るという誠実さが、イケメンな理由に反映される結果となっている」と分析した。
一方、「見た目」と「ワイルドさ」では、ゆりかもめが最多得票を獲得。デザインの良さと、海上を無人で走る点が支持されたという。また、東急電鉄は「おしゃれで流行に敏感」の項目で2位以下をダブルスコアで引き離して圧勝。流行のお出かけスポットが沿線に多い強みを見せつけた。
「イケメン」の分類を問う質問では、頼りがいがある「俺様系」に東武鉄道、上品な「王子様系」に東急電鉄が選ばれた。東武鉄道は路線網が1都4県にわたり統率力のあるイメージ、東急電鉄は流行に敏感なイメージが回答に反映されたと思われる。