レバレジーズは10月12日、出社時間・退社時間に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2018年9月7~14日、有効回答は新卒向け就活エージェント「キャリアチケット」登録者224人。

6割超が「ギリギリ出社はなし」

  • ギリギリに出社はありか。左:学生、右:社会人

現在就職活動中の学生に「入社をしたらギリギリ出社はありか」と尋ねたところ、64.3%が「なし」と回答。一方、正社員・契約社員にも同様の質問をすると、71.4%が「あり」と答えており、学生と社会人では出社時間に対する意識が異なることが浮き彫りになった。

学生に定時を過ぎてすぐに帰れないことは離職の原因につながると思うか聞くと、過半数の56.2%が「思う」と回答し、「特に思わない」は半数未満の43.8%となった。

退社時間は定時を過ぎてからどのくらいをイメージしているか問うと、「1時間以内」が最も多く42.1%。次いで「30分以内」が26.8%、「2時間以内」が19.6%、「定時」が6.0%と続き、19.6%の学生は2時間以内で退社できるとイメージしていた。

始業時間よりどのくらい前に出社しようと考えているか尋ねると、「30分前」が33.6%、「20分前」が31.1%、「10分前」が23.8%となり、3割超の学生が始業時間の20分~30分前に出社するイメージを持っていることがわかった。

働き方が進んでいる企業に入社を希望している学生は88.9%。同調査では「働き方に対して重視している学生は多いことが伺える」と分析している。