テレビ東京系10月期ドラマ『ハラスメントゲーム』(10月15日スタート 毎週月曜22:00〜)の会見が10日に同局で行われ、唐沢寿明、広瀬アリス、古川雄輝、滝藤賢一、佐野史郎、高嶋政宏が登場した。
同作はスーパー業界大手老舗会社「マルオーホールディングス」の“コンプライアンス室”の室長・秋津渉(唐沢寿明)が「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」などの事件に真っ向から挑み、持ち込まれる難問・奇問を独自の手法と視点で解決していく。
唐沢は「僕は昭和生まれで、ほとんどのハラスメントに引っかかります。いつ訴えられるかヒヤヒヤしているので、OAまでに捕まらないように逃げ切りたい」と苦笑。共演する広瀬については「いつも酢漬けイカとか、匂いの強いお菓子を食べてる」と暴露し、広瀬は「唐沢さんは私のことを新人類だと思ってるので、すごくつっこまれます」と語る。
「広瀬アリス、いいなあ〜」と暴走する高島を筆頭に、男性陣が「ハラスメント」をテーマに暴走する中、古川は「何も言えない。僕はとにかく、今みたいに静かにしてます」と静観。しかし「広瀬さんは僕にハラスメントしてきます。昨日も僕が『赤ちゃんだ、子供だ』と言って子供扱いする」と抗議。唐沢は「笑うと、顔が赤ちゃんみたいって。笑ってごらん」と古川に笑顔を促すと、広瀬は「ベビーフェイスだなって」と弁解した。
また、アルコールハラスメント="アルハラ"について話が及ぶと、佐野は「昔、松田優作さんや桃井かおりさんに呼ばれてずっと朝まで飲んだりして。それは当然のことと思って、楽しかったけど、若い人たちは『ハラスメントを受けてる』と思ってるのかなって不安があって、連絡していない」と不安を明かす。唐沢も「『飯、食いに行こうよ』と送っても、既読スルーされることあるよ」と同意。「一人が好きって子は、結構いるんだよね。それを無理に誘うのはかわいそうだから、今はダメなんだろうな」と時代の変化に納得していた。
ラブハラスメント=ラブハラについて聞かれた古川は「この仕事をやってると、『彼女いますか?』とか、『もう30ですけどご結婚』とか、ラブハラになっちゃうのかな」と疑問を提示。唐沢は「赤ちゃんの雑誌しか出られなくなっちゃうよ」とつっこみ、古川が「赤ちゃんじゃないんで」苦笑するも、唐沢は「赤ちゃんって、ちゃんづけだけど、"ちゃん "とったら"赤"なのかな? 赤ちゃん的にはどうなのかな?」とどんどん話を展開させる。さらに「たまに隅っこの方でふふって笑ってるの、かわいいのよ。いいよなあ、こういう顔に生まれたら」と古川をうらやましがっていた。