フジテレビは10日、子供向け新番組『じゃじゃじゃじゃ~ン!』(毎週土曜4:52~ ※関東ローカル)を、13日にスタートすると発表した。コーナーには、『ポンキッキ』シリーズのガチャピンとムックも不定期で登場する。

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    (前列左から)大野琉久、竹野谷咲 (後列左から)ガチャピン、ムック

これは同日、同局とイオンが都内で行った共同記者会見で発表したもの。新番組は、2人の子供「じゃじゃじゃ」(大野琉久)と「じゃ~ン」(竹野谷咲)が、人工知能の「AI」さんと旅をしながら、出会いによって経験を積んで成長していく過程を描くとともに、様々なコーナーを組み合わせた不思議な番組になるという。

企画には、かつて同局で放送されていた子供向けバラエティ番組『ウゴウゴ・ルーガ』(92~94年)の立ち上げメンバーも参加。フジテレビの宮内正喜社長は「フジテレビが持っている幼児教育番組のノウハウをしっかり活かした番組構成になると思います。ヒットした幼児番組をつくった経験・スキルを持ったスタッフが携わっているので、良い形の新しい番組ができるのでは」と期待を寄せた。

会見には、ガチャピンとムック、琉久くんと咲ちゃんが登場し、琉久くんが「じゃじゃじゃです。緊張します」とあいさつすると、咲ちゃんも「こんにちは! じゃ~ンです。よろしくおねがいしま~す!」と元気よくあいさつ。司会を務めた山崎夕貴アナも「かわいい~ですね」とメロメロの様子だった。

ガチャピンは「僕も『ポンキッキ』シリーズでたくさんのスポーツに挑戦してきたんだけど、どれも楽しかったな。じゃじゃじゃとじゃ~ンも挑戦を楽しむといいよ」とアドバイスし、「僕たちもいつかこの番組に出演する予定だから楽しみにしててね。『ジャジャジャジャーン!』って登場しちゃおうかな。なんちゃって!」と意欲を見せた。

一方のムックは「私もいつもガチャピンの相談相手になっていますから、じゃじゃじゃとじゃ~ンも何かあったらいつでも相談に来てくださいね」と呼びかけていた。

フジテレビとイオンは、インターネットを活用した共同IP開発事業「じゃじゃじゃじゃ~ン!プロジェクト」を実施し、新番組はこの第1弾。イオンの持つさまざまなメディアで、コンテンツの一部が拡散される予定だ。第2弾は、カンボジアのイオンモール内にスタジオを持つ現地の民間放送局「HANG MEAS RADIO & HDTV STATION」で、子ども向け番組を放送する方向で交渉を進めている。

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  • 山崎夕貴アナ

  • フジの宮内正喜社長