親和クリニックはこのほど、「"薄毛"に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は8月10日~20日、薄毛に悩む20~60代以上の1,000名の男女を対象にインターネットで実施したもの。
薄毛対策で信じているものを尋ねたところ、46.5%が「薄毛対策で信じているものはない」と回答した。次いで多かったものは「ワカメなどの海藻類を食べる」(36.8%)となっている。男女別に見ると、女性は「ワカメなどの海藻類を食べる」という回答が最も多かった。
次に、薄毛に悩む人と20~60代以上の美容師・理容師350名に、どのようなタイプの人が薄毛になると思うか尋ねた。その結果、両者ともに1位は「脂っこいものばかりが好きなタイプ」となっている。薄毛で悩んでいる人は「辛いものばかりが好きなタイプ」「甘いものばかりが好きなタイプ」も多かった。
美容師・理容師では、「毛深いタイプ」「シャンプーであまり洗わないタイプ」が上位に並んでいる。
薄毛であることを誰かに相談しているか聞くと、男性の71.2%、女性の女性の59.8%は「誰かに相談したことはない」と回答した。次に多いのが配偶者・恋人だが、女性はその他にも美容師や友人などにも相談していることがわかった。
薄毛に対する治療法や改善策を知っているか、薄毛に悩む人と美容師・理容師に尋ねたところ、「かつら」が両者とも支持が最も高かった。「植毛」の中では、薄毛で悩んでいる人では自毛植毛よりも人工毛植毛が多いが、美容師・理容師の中では自毛植毛と回答した人が多かった。
美容師・理容師に根本的な薄毛の対策になるものは何だと思うか尋ねると、「自毛植毛」「内服薬」の回答が多く、「発毛サロン」「外服薬」「人工毛植毛」が続いた。
薄毛治療専門のクリニックについてどう思うか尋ねたところ、「お金がものすごくかかりそう」が最も多く、「本当に効果があるのか疑わしい」「治療にかかる総額がわかりにくい」という回答が続いた。