10月12日からテレビ東京系でスタートするドラマ24『忘却のサチコ』(毎週金曜 24:12~)の試写会&記者会見が9日、東京・六本木の同局で行われ、主演の高畑充希をはじめ、早乙女太一、葉山奨之、山岸聖太監督が出席した。
漫画誌『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の阿部潤原作の同名漫画を原作にドラマ化した本作。今年のお正月にスペシャルドラマとして放送され、今回、連続ドラマがスタートする。主人公は結婚式当日に新郎の俊吾(早乙女)に逃げられたアラサ―女性編集者の幸子(高畑充希)。俊吾を忘れようとひたすら旨いものを探し求める幸子の姿をコミカルに描いたグルメコメディーとなっている。
スペシャルドラマに続いて主人公の幸子役を演じた高畑。「スペシャルドラマをやれて私の中では思い出深い大好きなドラマだし、大好きなキャラクターなので、『連ドラになれ!』とずっと念を送っていました。実現してすごくうれしい気持ちです」と笑顔を見せた。スペシャルドラマで幸子を演じることになった際は「身長とおっぱいが足りないなと。幸子は高身長で爆乳のキャラクターなのでヤバイと思いました(笑)」と明かしつつ、「みんなと作り上げてスペシャルドラマにすることができました。泣いたり笑ったりしたという声を聞けてホッと胸をなでおろしましたね」と役作りには手応えも。
連ドラとなる今回は「毎回コスプレを色々とやらされたので、見てくれたらうれしいです」とアピールし、「幸子は変ですね(笑)。自分の中の正解がある人だから、真っ直ぐな自分が変だと気づいていません。仕事も完璧にこなしますが、発想が突拍子もないので隙きがあったりと、ただ真面目一辺倒ではなくて変でクスっと笑える愛おしい人だと思いますよ」と演じる幸子には好印象を持っている様子だった。
自分が演じたキャラクターを恋愛対象としてどう思うのか? という報道陣の質門に、披露宴当日に逃げた新郎の俊吾役を演じた早乙女は「俺は絶対に嫌ですね」と即答すると、「私も嫌だ!」と高畑は激しく同意。自身が演じた幸子については「私自身はへんてこりんだったり予想外なことが起きるのは大好きなので、結構好きですね。幸子さんみたいなヘンテコリンは」と回答していた。