元NHKアナウンサーの有働由美子が1日より日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)のメインキャスターに就任し、5日で最初の1週間を終えた。
リニューアルした『news zero』のコンセプトは「会話するニュース」。スタジオでの出演者の「会話」に、SNSで募った視聴者の声も取り込んで、一緒にニュースを考えていく番組を目指す。そのコンセプト通り、最初の1週間で多くの視聴者の声を紹介。有働アナが8年間MCを務めたNHKの情報番組『あさイチ』で視聴者からのファックスを紹介していたような姿が見られた。
1週目の最後となった5日の放送では、北海道地震と西日本豪雨について特集し、スタジオには北海道出身の俳優・大泉洋が登場。大泉が「一番最初の有働さんの初日見させてもらいました。すごい好感持てました。ものすごい緊張なさってましたね。有働さんでも緊張するんだと思ってニヤニヤしました」と話すと、有働アナは「見ていただいてありがとうございます。いまだに緊張もしているんですけど」と打ち明けた。
この特集では、実際に被災地を訪れ、“被災地の今”を伝えた有働アナ。番組の終盤、『news zero』のキャスターに就任して最初の週末をどう過ごすか聞かれると、「さっき日本テレビさんの報道局を出るときに、あそこ自動ドアじゃないですか。(ボタンを)押すのを忘れてガーンって。ここにすごいたんこぶできちゃって、これを治すことで終わると思います」と、前髪を上げてたんこぶを見せながら話した。