俳優の佐藤二朗が6日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで同局系新バラエティ番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』(20日スタート、毎週土曜19:00～ ※初回2時間SP)の記者会見に登場し、初レギュラーMCへの意気込みを語った。
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『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』MCの佐藤二朗
一般公募の参加者で四方を囲んだ99人の群衆“ブロッカー”に対し、たった1人の“チャレンジャー”が「自分の得意ジャンル」という武器でクイズバトルに挑む同番組。昨年大みそかに単発番組としてスタートしたが、「1回だけでお祭り騒ぎと思ってたので、正直戸惑いはありますけど、49年生きてきて、周りの熱に押されてやっちゃうというのもあってもいいかと思って頑張ります」と、気持ちを切り替えているそうだ。
妻には「そんなに長く続く番組とは思わないから、与えられた時間を思い切りやりなさい」と言われ、そのことをスタッフに伝えたら大笑いされたそう。山田孝之など、俳優の同業者からは「クイズやってんねぇ(笑)」とニヤつかれ、佐々木蔵之介には「お前はバラエティに魂売ったのか」と言われたそうだが、「もちろん売ってません。役者です」と強調した。
そんな同番組は、8月15日に放送された3回目の特番『―夏の大花火』が、ギャラクシー賞の8月度月間賞を受賞しており、佐藤は「もちろん僕がいただいた賞ではなくて、明らかに番組がいただいた賞なので、その一員として光栄だなと思いましたね」と、謙そんしながら感想。
その放送回の視聴率は厳しい結果だったが、「数字は良くないのに、番組のクオリティを見ていただいてるということに、僕が言うのは口はばったいですけど、『テレビはオワコン』とかよく言いますけど、全然まだまだ希望はあるなという感じはしましたね」と熱く語った。
ちなみに、佐藤はこれまで受賞した経験があるのは、ドラマ『ようこそ、わが家へ』(15年、フジ)での『NG大賞』が唯一だったそう。「俺、結構いい芝居してると思うんですけどねー! 『(幼獣)マメシバ』なんて結構賞獲りそうじゃないですか! 何にも引っかかんないんだよね?」と嘆いていた。
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演出のフジテレビ・千葉悠矢氏(左)と佐藤二朗
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「顔だけ合成です。もうちょっとメタボなんで」という番組ポスタービジュアル
