オットージャパンが展開するファッションブランド「FABIA」は10月4日、「現代の働く女性のインサイト調査」の結果を発表した。調査時期は2018年9月で、調査対象は東京都・神奈川県・千葉県在住の20~49歳の女性、有効回答は600人(複業経験者300人、複業未経験者300人)だった。

  • どの程度、現在の生活が楽しいと感じるか? 左:現在複業している人、右:複業未経験者。オットージャパン調べ

    どの程度、現在の生活が楽しいと感じるか? 左:現在複業している人、右:複業未経験者。オットージャパン調べ

複業の経験があるか尋ねたところ、約3人に1人にあたる33.2%が「ある」と回答した。

複業未経験者がしてみたい複業は、1位「空いた時間でできる仕事」(76.1%)、2位「確実に収入を得ることができる仕事」(56.2%)、3位「働いている時間が楽しいと思える仕事」(49.3%)となり、複業は「時間」「収入」「楽しさ」が大きな条件であることがわかった。

複業している人のうち、現在の生活が「楽しい」と答えた割合は70.9%。一方、未経験者では56.3%に減少し、複業している人としていない人で約15ポイントの差がついた。

かつて諦めた職業があるか聞くと、複業経験者は46.7%が「ある」と回答し、未経験者(29.7%)より17ポイント多かった。また諦めた職業があると答えた複業経験者のうち、60.7%が「またいつか憧れの職業を目指したい」と考えており、理由としては「後悔したくないから」(42.9%)を挙げる人が最も多かった。

かつて憧れた職業は、1位「歌手・俳優・声優などの芸能人」(17.9%)、2位「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」(13.5%)、3位「文章を書く職業(作家・ライターなど)」(12.2%)となった。