泉精器製作所(以下 IZUMI)は、ブランド史上初となる5枚刃モデルを含む「Vシリーズシェーバー」を全ラインナップにおいて機能拡充し、10月12日に販売開始する。

  • 「Vシリーズシェーバー」9機種、13モデルがリニューアルして登場!

キーワードは「5・4・3」

IZUMIが展開する「Vシリーズ シェーバー」は、業界トップクラスの大容量リチウムイオン電池を搭載し、“電池持ちNo.1”の呼び声も高いシェーバーだ。このほど、そんな同シリーズがユーザーの声を反映し、さらなる快適なシェービングを提供するプロダクトへと進化を遂げた。

新たなVシリーズは、「ハイエンド」「グルーミング」「ソリッド」の3タイプを取り揃えている。大きなポイントとなるのは、「新開発の5枚刃」「4週間充電不要のスタミナ」「3年間変わらない切れ味」の3点。多彩なラインナップで、ユーザーの好みに合わせた最適なモデル選びが可能となっている。

  • ハイエンドシリーズ「Z-DRIVE」(オープン価格)

“シェーバーは刃が命”を追求し、パワーアップしたハイエンドシリーズ「Z-DRIVE」。高耐久なステンレス刃に、毎分1万ストロークに達する高速モーターを組み合わせ、肌に優しくスピーディーな切れ味を実現した。

  • 独立して上下3mmにフローティングする外刃と左右首振り機構で肌に密着。新形状のアクティブキャッチトリマーにより、クセヒゲの捕え率は2016年モデルから18%アップしている

同社が誇る圧倒的な電池のスタミナも、多くのユーザーから支持を得ている特長のひとつ。1度満充電(約2時間)すると、1日1回3分の使用であれば、約1カ月充電不要で使い続けられるという。

また、耐久試験を繰り返して完成したステンレス刃への自信の表れとして、同シリーズには業界初・業界最長の3年保証を設定。つまり、基本的には3年間替刃の交換が必要ないということだ。

  • ハイエンドシリーズ「Z-DRIVE」は、5枚刃と4枚刃、それぞれ洗浄機付と単体の計4モデルを展開する

グルーミングシリーズの「A-DRIVE」は、シーンを選ばないタフさとワイルドさがアピールポイント。ビジュアルからすでに力強さがあふれ出ている同モデルは、なんと米国国防総省が規定する調達基準・ミルスペックの13項目の試験に準拠させた仕様を備えているのだ。

  • グルーミングシリーズ「A-DRIVE」(オープン価格)

防水・防湿・低圧対応・耐振動・温度耐久・耐衝撃など、死角のないストロングスタイルが男心をくすぐる。中でも防水機能は圧巻の仕上がりで、水深1.5mに30分浸けた後でも問題なく動くというから驚きだ。浴室での使用はもちろん、旅行やキャンプなどさまざまなシーンで活躍してくれること間違いなしだろう。

  • 2/4/6mmの3段階に調節可能なグルーミングトリマー&コームを搭載し、ヒゲのスタイリングにももってこい

  • 4枚刃と3枚刃の各機種2色展開、計4モデルを用意したグルーミングシリーズ「A-DRIVE」。ミリタリー&アクティブスポーツ、2つの世界観で選べるカラーバリエーションがうれしい

鋭さの中にしなやかさを表現した、スタイリッシュなソリッドシリーズ「S-DRIVE」。従来機種よりボディを12%スリム化しながら、新たに5枚刃を備えたモデルが仲間入りした。

  • ソリッドシリーズ「S-DRIVE」(オープン価格)

滑りにくいラバーグリップやホールド感を高める背面の形状で、扱いやすさも大幅に向上。「ヒゲを剃る」という本来の性能をとことん突き詰めた、安定感のあるスタンダードタイプとなっている。

  • 剃りにくいクセヒゲを剃るときやモミアゲの手入れにも便利なポップアップトリマー付

  • ヒゲのタイプや肌質によって3~5枚刃をセレクトできる

シェーバーの中のシェーバー、出てこいや!

10月3日には同商品の発売に先がけて発表会が行われ、元プロレスラーでタレントの高田延彦さんと、“神スイング”で知られるタレントの稲村亜美さんが登壇した。

  • 左から、IZUMI代表取締役社長・志摩寿一郎さん、タレントの稲村亜美さん、高田延彦さん

発表会のステージ上では、「ヒゲもこまめにお手入れしているような清潔感あふれる人が好き」との稲村さんの発言を受け、高田さんが6日間伸ばしたというダンディなヒゲをVシリーズで剃り上げる場面も。

  • 「ロケ先でシェーバーを充電できないというケースもあるので、この電池のスタミナは心強い。出張に持って行っても安心ですね」と、的確な実況解説を繰り広げながらシェービングする高田さん

  • ヒゲを剃り終えた高田さんの頬を触り、「より男前が目立ちますね! そして高田さんの肌、モチモチしてる!」と稲村さん。その受けっぷりの良さは、越中詩郎選手とのジュニア版名勝負数え唄を彷彿とさせるものがあった

  • 始球式12球団制覇を目指しているという稲村さんは、今回「始剃式(していしき)」を初体験。「亜美ちゃんにヒゲを剃ってほしい男の中の男、出てこいや!」と高田さんの声が会場に響き渡ったのち、IZUMI代表取締役社長・志摩寿一郎さんがステージに現れた

  • パッケージキービジュアルには、「超一流の勝負文字伝道師」こと安田舞さんの作品を採用している。この日、安田さんはハイエンドシリーズとグルーミングシリーズそれぞれのコンセプトである「極」「剛」の2文字をライブ書道でしたためた

62年にわたりシェーバーと向き合い、実直に技術開発を続けてきた同社。去る10月1日には、株式譲渡によりマクセルホールディングスの一員となったことが発表され、2019年4月1日には社名を「マクセルイズミ」に変更予定だという。これにより、家電事業におけるさらなる規模の拡大やブランド力の向上、新規事業への挑戦などにも期待が高まる。