京王電鉄とサンリオエンターテイメントは4日、京王線などで運行される9000系1編成(10両編成)を使用し、サンリオのキャラクターたちをデザインに取り入れたフルラッピング車両として11月1日から運行すると発表した。
今回の取組みは、地域活性化を目的に多摩市と協力し、国内外のより多くの人にサンリオピューロランドのある多摩センターへ足を運んでもらいたいとの思いから実施。フルラッピングトレインの運行開始日となる11月1日は多摩市市制記念日であり、ハローキティの誕生日でもあるという。
9000系使用したフルラッピングトレインでは、外装に多摩センター親善大使のハローキティをはじめ、サンリオのキャラクターを装飾し、かわいらしいデザインとした。ドア注意喚起ステッカーもサンリオのキャラクターと花をデザインに取り入れ、外装との統一感を出している。
京王電鉄とサンリオエンターテイメントでは、2016年7月からハローキティが京王多摩センター駅の名誉駅長に就任したほか、サンリオキャラクターを各所に描いた駅装飾を実施。今回のフルラッピングトレインと合わせ、電車に乗り、駅構内を歩くところからサンリオキャラクターのかわいらしい世界観を楽しむことができるとしている。