女優の真木よう子が、12月15日にNHK総合で放送される土曜ドラマスペシャル『炎上弁護人』(21:00~22:13)で主演を務めることが4日、わかった。
同作は、ネット世論によって犯人が決めつけられ、“裁き”が下されかねない時代に立ち向かう、一人の弁護士を描いたヒューマンドラマ。炎上がかつてないほど世間を騒がせた、2018年の締めくくりにふさわしい作品となっている。
真木が演じるのは、世間やマスコミにバッシングされ“社会の敵”となった人々を担当する、アウトローな弁護士・渡会美帆。ある日、彼女のもとに、ネットで炎上し“加害者扱い”された主婦・朋美(仲里依紗)が現れる。SNSの炎上案件という勝ち目の薄い内容に迷う美帆だが、朋美に対する攻撃のひどさにあえて依頼を引き受けることに。依頼人と弁護士という立場を越えて、二人の女が固い絆で結ばれていく。
今回、“アウトロー弁護士”に挑戦する真木は「今やネット炎上や、SNSから発信される情報での事件発覚等、私たち、表に立つ人間でなくとも皆様全員が襟を正さなければ、次は我が身と姿勢を伸ばす社会になったように思います。誰が本当の犠牲者で、加害者は何者なのか。現代のこの流れにどこか『これでいいのか?』と思っていらっしゃる方々の気持ちがスカッとするようなドラマです。ぜひ、多くの方々に御覧になって頂きたいと思っております」とコメントしている。