月に何回か、いや週に何回かは食べたくなってしまう、餃子。嘘、本当は毎日でも食べたいんだ、俺は! 仕事をしながらも、ビールに餃子が脳裏にチラついて集中できないときすらある。よし、今日はもう仕事終了だ。餃子の祭典「猛烈! 強烈! 餃子」フェアに行ってきます!
餃子の新たな可能性を追求!
同フェアを開催しているのは、カフェ&フードホール・イベントスペース「サナギ 新宿」。新宿駅南口を出てすぐの国道20号線高架下のスペースで、季節ごとに色々な食のイベントを行っている。
餃子の祭典「猛烈! 強烈! 餃子」フェアは、9月3日から実施されており、焼き餃子はもちろん、揚げ餃子、餃子鍋など、餃子の新しい可能性を追求・表現したメニューがバリエーション豊富に揃っているのが特長。シンプルな餃子なら、他の店でも食べることができる。ここにはここでしか食べられない餃子があるようだ。というわけで、個性的な餃子を味わってみた。
個性派餃子たちを実食!
カラフルな提灯が天井からぶら下がり、東洋の神秘的なムードたっぷりな店内は、餃子を食べるにはピッタリな雰囲気。否応なく期待が高まる。そんな中、最初にテーブルにやってきたのは、「究極黒餃子の赤辛鍋」(税別880円)。
唐辛子をベースにした赤辛スープと、炭が練り込まれた皮で作られた黒餃子がインパクト大な餃子鍋だ。うわ~見た目からして相当辛そう! と思ったのだが、意外とキツい辛さはまったくなし。むしろ、まろやかな胡麻の味と風味が際立った、深みのある味わいだ。マイルドな担々麺的っぽい感じを想像してもらえればいいと思う。そして、餃子のもっちりした皮の中からはギュッと詰め込まれた肉が登場。ほどよく甘みがあって、スープとの相性も抜群だ。シャキシャキ新鮮なもやしも良いアクセントになっている。
これはビールが飲みたくなるぞ……と思ったけど、ちょっと待った。「サナギのスーパーハイボール」(税別630円)って何?なんだこの見た目。気になったから今日はこっちを飲んでみよう。
グラスの中から、スライスされた冷凍レモンが連なって外までドーンと出ている。どうやって飲めばいいのだろうか。そのまま飲んでみたら、おでこと鼻がレモンに当たって冷たい。「レモンをグラスの中に入れて飲むと、徐々に溶けてきてよりレモンの味が楽しめますよ」とスタッフさん。
そうか、レモンをグラスに押し込めばいいんじゃん。なんで気付かないんだ俺。恥ずかしい……。赤面しながら飲んだその味は、本格的。電気ブランを使っているということで納得。餃子とのマッチングも◎なキレの良い飲み口だ。
続いてもう1品、「翡翠海老餃子の白湯鍋」(税別880円)を注文。白湯スープに浮かぶ鮮やかな緑色の翡翠海老餃子が美しい。あ~、このスープ好き。塩加減が絶妙で、上に乗ったパクチーのクセのある味と合わさるとすごくアジアンテイストを感じる。
翡翠餃子の皮を箸で破ると、そこにはカワイイ海老ちゃんが。引き締まった身の歯応えを感じながらスープを飲む優しい鍋に、なんだかとっても癒された。
やっぱり焼き餃子も忘れちゃいけない。とはいえ普通の焼き餃子じゃないのがこのフェア。イチオシなのが「とろーりチーズ黒豚焼き餃子」(税別580円)だ。とろ~り、たっぷりかかったチェダーチーズと、黒豚の肉々しくて濃い味に、お酒が進んでしまうこと間違いなし。こんなにも、新しい餃子の可能性を知ることになるとは。ますます餃子が好きになってしまった。
「サナギ 新宿」には、串料理「サテ」をはじめとするエスニック料理や、おでん等をアジア・日本の屋台村の雰囲気で提供している料理もたくさん揃っている。さらに、餃子の祭典「猛烈! 強烈! 餃子」フェアには遊びの要素も満載。
おもちゃを使った「強烈ガオガオ」ゲームまたは「猛烈ポカポカ」ゲームをして店員さんに勝つことができると、なんとスーパーハイボールかソフトドリンクが1杯プレゼントされるサービスもあり。
なお、「猛烈! 強烈! 餃子」フェアは10月末までは確実に開催しているとのこと。新宿駅南口すぐそばだから、「餃子が食べたい!」と思ったら、会社帰りに早速行ってみよう!!
●information
「サナギ 新宿」
餃子の祭典「猛烈! 強烈! 餃子」フェア
東京都新宿区新宿三丁目35-6 国道20号線高架下
営業時間:11時~23時30分
年中無休