お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が3日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演。熊本市議会が喉あめをなめながら質問をした女性議員に退席を命じた問題について言及した。
番組では、騒動を詳しく説明。先月28日、熊本市議会で緒方夕佳市議がのど飴をなめながら質問したことに非難の声が上がり、緒方市議が「のどを痛めており、お聞き苦しくないように咳が出ないようにのど飴をなめています」と説明するも追及は続き、最終的に出席停止で退場に。この騒動で審議が8時間にわたって中断した。
懲罰を求めた市議を取材したVTRも放送され、その市議は「議員が大切にしている神聖な場所だから」と説明。これに対し、加藤は「神聖な場、そりゃそうなんだけど、のど痛いって言っている人間に『神聖な場だから』って…。あめなめて棒が(口から)出ているんだったら文句言っていいけど」と疑問を口にした。
そして、「いい大人が『神聖だ、神聖だ』ってみんなで責め立てるって、一番ダメだと思う。一番日本人のおっさんたちのダメなところ」とバッサリ。「柔軟性がないって本当に恥ずかしいと思う。8時間っていうのはカッコ悪いなって」と続け、「水卜さん、思いますよね?」と水卜麻美アナウンサーに振ると、水卜アナも「はい。すごく思いました」と頷いた。