ファーウェイ・ジャパンは10月2日、SIMフリースマートフォンの新製品となる「HUAWEI nova 3」を発表した。MVNO各社、家電量販店、ECサイトを通じて10月5日から発売し、推定市場価格は54,800円(税別)。
novaシリーズはおもに10代から20代のユーザーに向けた製品で、今回のnova 3はかなりのハイスペック、高機能な端末となっている。プロセッサには、ファーウェイのハイエンドスマホ「Mate 10」と同じKirin 970を搭載し、メモリは4GB、ストレージは128GB、画面は大型の6.3インチ(2,340×1,080ドット)だ。microSDは256GBまで対応する。
大きな特徴は、ダブルレンズのアウトカメラ、同じくダブルレンズのインカメラだ。合わせて4つのレンズを備える。アウトカメラは、約1,600万画素カラーセンサーと約2,400万画素モノクロセンサー、F値は両方ともF1.8だ。インカメラは、約2,400万画素+約200万画素のカラーセンサーとなる。
アウトカメラとインカメラの両方とも、AI機能を搭載。1億ものさまざまな写真を学習しており、22種類のシーンを自動認識して、最適な設定で撮影する。逆光などコントラストが大きい場面で有効なHDR Pro機能や、シーン判別による適切な発色など見どころは多い。また、人肌の発色、ライティングなど、セルフィー写真のクオリティにも注力している。インカメラでは、赤外線を用いた高精度な顔認証もサポート。
10月2日には発表会も開催されており、追ってnova 3のより詳しい情報やタッチ&トライのファーストインプレッションをお届けする。
HUAWEI nova 3のおもなスペック
- OS: Android 8.1
- CPU: HUAWEI Kirin 970
- 内蔵メモリ: 4GB
- 内蔵ストレージ: 128GB
- 外部ストレージ: microSDXCメモリーカード(最大256GB)
- SIMスロット: nanoSIM×2基
- サイズ: 約W73.7×D7.3×H157mm
- 重量: 約166g
- ディスプレイ: 約6.3インチ(2,340×1,080ドット)
- アウトカメラ: 約1,600万画素カラーセンサー+約200万画素モノクロセンサー
- インカメラ: 約2,400万画素+約200万画素
- バッテリー容量: 3,750mAh
- FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28
- TD-LTE: B38 / 40 / 41
- W-CDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM/EDGE: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- Wi-Fi: IEEE802.11ac/a/b/g/n
- Bluetooth: 4.2 with BLE(aptX、aptX HD、HWAの音声コーデックにも対応)
- インタフェース: USB Type-C
- カラー: ブラック、アイリスパープル