世の中、タダほど怖いものはないという。でも、タダじゃないにせよできることならなんでも安上がりに済ませたい、というのがサラリーマンの本音。そんな、年中ランチの価格に頭を悩ませている人にぴったりな「天使のローストビーフ丼」を紹介しよう。なんと、ほぼ0円で食べられるらしいぞ!?
笑って食べて飲める24時間営業の居酒屋
そんな酔狂なメニューを提供しているのは、居酒屋チェーン店「酔っ手羽」。『自称日本一のメニュー数』を誇る「安くて美味しい」を追求した、笑って食べて飲める24時間営業の居酒屋。なんかいきなり情報量が多い気が。実際、今回お邪魔した六本木店に入ると、店内は色々なイベントやメニューが貼ってあって、すでにカオス。
そういえば、入り口のどデカい看板に「居酒屋革命」って書いてある。どんな革命があるのか店内を見まわしてみると、ん? 「明日の自分に闘魂注入! ? 女性スタッフからビンタ」(税込500円)なる商品が。しかもビンタ動画をSNSにアップすると、ドリンク1杯サービスだって。
なんかすごい店に来ちゃったな。「ドM大歓迎」とか書いてあるし。だったら是非……って、いかん。今日の目的はビンタじゃなかった。それは後日においといて、今日は「天使のローストビーフ丼」を食べに来たんだよ。
1円で丼を食べるために、エンジェルに変身
酔っ手羽のメインイベントである毎月18日の「手羽の日」に合わせた2018年9月18日~10月18日に一部店舗(六本木店・ヨドバシAKIBA店・五反田店)で実施する「エンジェルプロジェクト」から生まれたという1日限定100食の「天使のローストビーフ丼」は、秋の特別メニューとして期間限定で、平日のランチタイム(11:00~15:00)のみ、通常1,080円(税込)で提供される。
これがなんと、言い値で食べられるというのだから驚きだ。つまり、1円でもいいし、1,080円でも、もっと高くてもOK。ただし、条件がある。食事中、「酔っ手羽エンジェル」なる、「天使の輪」的なカチューシャを被っていることが義務付けられるのだ。「え~恥ずかしい~」なんて言ってちゃだめ。一時の恥かしさをこらえて超お得にランチが食べられることを考えたら、答えは明白。「酔っ手羽エンジェル」、装着!
デカ盛り天使のお味は?
テーブルにやってきた「天使のローストビーフ丼」は、ボリューム満点。想像以上の迫力だ。超山盛りのご飯に、国産モモ肉のローストビーフ150gが目一杯乗せられて、さらに手羽先が左右に2本で「天使の羽」を表現。総重量800gという、デカ盛りな天使なのだ。
ローストビーフから食べてみると、うん、しっかりと肉の旨味が閉じ込められた、良質なローストビーフだ。ほどよい噛み応えで、肉をガッツリ食べているという食感もあり。名物の手羽先は意外とあっさり目で上品な味。これから結構何羽分も食べれそうだ。
そして、もっとも気に入ったのが、自家製ピリ辛ダレ。濃い目で食欲をそそるタレで、かなりの量のご飯もこれがかかっていたら全然いけちゃう。上に乗った卵の黄身を溶かしつつ食べ進めて、完食。ボリュームもたっぷりで大満足だ。これが、言い値で食べられるっていうんだから、思い切ったことをするものだ。この美味しさで本当に1円でもいいんですか?
「もちろん、儲けを度外視です。「天使のローストビーフ丼」を食べていただいて、少しでもお店のことを知ってもらえたら」(店舗スタッフさん)
ということで、本気で1円だけ置いて帰ってもよし! なんなら、毎日1円だけ持って食べに来てもよし! ただし「酔っ手羽エンジェル」は必ず被ること。上司も部下も、同僚も、みんなで天使になって「天使のローストビーフ丼」を食べれば、多少社内がギクシャクしていてもきっと平和が訪れるはず。
お店が気になってきたら、24時間営業で毎日日替わりのイベントもやってるから、今度は飲みに行ってみよう。そしてやっぱり女性スタッフさんからビンタしてもらえば良いじゃない。「酔っ手羽」ってそんな楽しいお店だ。
「天使のローストビーフ丼」は、各店舗1日100食限定。なくなり次第終了となるので、急いで駆け付けよう!
●information
「酔っ手羽 六本木店」
東京都港区六本木3-14-8 1F
営業時間:24時間営業
年中無休
「天使の ローストビーフ丼」
期間:9月18日~10月18日
平日のみ・ランチ帯限定(11~15時)
実施店舗:酔っ手羽 六本木店・ヨドバシAKIBA店・五反田店
数量限定:各店舗1日100食限定のため、なくなり次第終了
価格:通常1,080円の「天使のローストビーフ丼」をお客様の『言い値価格』で提供
※1円~
条件:ご注文いただいたお客様に「酔っ手羽エンジェル」を配布、頭に被って頂いた方限定