女優の安藤サクラが主演を務めるNHK連続テレビ小説『まんぷく』(毎週月~土曜8:00~)が、あす10月1日よりスタートする。
連続テレビ小説第99作となる同作は、戦前から高度成長期の大阪を舞台に、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描くドラマ。青年実業家・萬平(長谷川博己)と妻・福子(安藤サクラ)は、何度も失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を繰り返した末に世紀の大発明へとたどりつく、人生大逆転の成功物語だ。
第1週のサブタイトルは「結婚はまだまだ先!」。舞台は昭和13年、大阪。三人姉妹の末っ子で、貧しいながらも愛情をいっぱいに受けておおらかに育ったヒロイン・今井福子(安藤)は、女学校卒業後、ホテルで電話交換手として働き始める。父を早くに亡くし、家計を支えてきた長女・咲(内田有紀)の結婚が間近に迫ったある日、母の鈴(松坂慶子)が突然の腹痛を訴え、福子は鈴の病状に振り回されることに。
一方、福子は咲のために結婚式で特別な出し物を用意したいと考え、写真をスクリーンに映し出せる新型の幻灯機の噂を耳にする。幻灯機を開発している工房を訪れた福子は、立花萬平(長谷川博己)と出会う。のちに福子の夫となり、20年後、世紀の大発明を共に成し遂げる運命の相手だった。
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