この30年に起きた「事件」「出来事」を新証言や新資料で掘り下げ、1つの時代を見つめていくNHKの大型シリーズ「平成史スクープドキュメント」。30日放送の第1回は、「大リーガーNOMO~トルネード・日米の衝撃~」と題し、野茂英雄氏の大リーグ挑戦の舞台裏に迫る(沖縄局は10月6日深夜25:00~25:59)。
1995年(平成7年)、近鉄からロサンゼルス・ドジャースに移籍した野茂氏。日本プロ野球を代表するエースの突然の渡米は、日米の球界関係者に大きな衝撃を与え、現在の大谷翔平選手に至るまで日本選手にとって大リーグ挑戦の架け橋になった。
一方でそれは、グローバル化の猛威の中で世界に目を向けることとなり、平成日本を象徴する“事件”でもあった。なぜ、野茂氏は海を渡ったのか。番組では、野茂氏がその詳細を初めて打ち明ける。
さらに、日米の球団経営者の内部資料を独自に入手し、日本選手の大リーグ挑戦を巡る激しい攻防も浮き彫りに。世界を席巻した「トルネードの衝撃」が再来する。