京王電鉄と東京都交通局は28日、駅ホームにおけるさらなる安全性向上を目的として、11月18日始発から新宿駅4番線ホームにおいてホームドアを使用開始すると発表した。5番線ホームも2018年度中の使用開始をめざし、設置工事を順次進めていくとのこと。

  • 4番線ホーム(京王新線方面)に設置されるホームドアのイメージ

  • 5番線ホーム(都営新宿線方面)に設置されるホームドアのイメージ

新宿駅4・5番線ホームは京王新線と都営新宿線が共同で使用しており、このうち京王新線(笹塚方面)の列車が発車する4番線ホームのホームドアが11月18日始発から使用開始となる。都営新宿線(本八幡方面)の列車が発車する5番線ホームのホームドアは2018年度内に使用開始する予定。ともに腰高式ホームドアが設置されるが、戸袋部のラインカラーや開口部の色はそれぞれの路線カラーにちなみ、ホームごとに異なるデザインとされた。

京王線におけるホームドアは、これまでに京王線新宿駅(1~3番線)・国領駅・布田駅・調布駅、井の頭線吉祥寺駅で設置が完了。都営新宿線におけるホームドアは現在、本八幡駅から西大島駅まで8駅で設置完了しており、2019年秋までに全駅で設置を終える予定。なお、工事の進捗によって使用開始予定が変更となる場合がある。