東京メトロは28日、ICカードの利便性向上のため、IC読取り部をトレイ型としたICチャージ専用機を導入すると発表した。10月2日に銀座線上野駅で導入した後、東京駅・新宿駅などターミナル駅を中心とした34駅に順次導入する予定としている。
今回導入するICチャージ専用機は、ICカードを財布やパスケースから出さずにスピーディーにチャージができるように、トレイ型のIC読取り部を採用。今年3月から導入している旅行者向け券売機などと同様、日本語の他に英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・フランス語・スペイン語・タイ語の7カ国語に対応し、ICカードを利用する訪日外国人にもわかりやすく利用できるようになっている。
ICチャージ専用機の機能としては、ICカードを読取り部へセットすることでチャージ金額選択画面へ遷移し、10円単位でチャージすることができる。また、財布などから投入した金額をカウントし、全額(10円単位)をそのままチャージすることや、任意の金額(10円単位)を入力してチャージすることも可能となっている。