亀田製菓は10月1日より、男性の育児参加を支援することを目的とした「ハイハイン休暇(配偶者出産休暇)」を導入すると発表した。

  • 亀田製菓、「ハイハイン休暇」を導入 - 新米パパの積極的な育児参加を応援

    名前の由来は、赤ちゃんのおやつ「ハイハイン」

同社では、従業員の仕事と子育ての両立を支援しており、そのための環境づくりへの取り組みとして、同社商品の名前を付けた「ハイハイン休暇」という「配偶者出産休暇」を導入する。

この休暇は、配偶者が出産した従業員に対し、年次有給休暇のほかに育児のための有給休暇を3日間付与するというもの。

配偶者が出産した全従業員が対象で、出生日翌日から8週間の期間に付与され、子どもの世話や配偶者の退院、検診の付き添いなどに利用できる。

  • 亀田製菓、「ハイハイン休暇」を導入 - 新米パパの積極的な育児参加を応援

    左:「ハイハイン」右:「野菜ハイハイン」

1972年から販売されている「ハイハイン」は、“赤ちゃんのはじめてのおやつ”として親しまれているロングセラー商品で、赤ちゃんが自分の手で握って食べる練習ができる“にぎれる形状”をしたせんべい。

歯が生えていない赤ちゃんにもやさしい口どけで、家庭でも外出時でも手軽に食べられる。

また同日より、子どもが生まれた従業員に「ハイハイン」と「野菜ハイハイン」1ケース(12袋入)ずつを、子どもが8カ月を迎える月にお祝いとして自宅へ送付する取り組みも開始する。