10月13日からWOWOWプライムでスタートする『連続ドラマW コールドケース2～真実の扉～』(毎週土曜 22:00～ 全10話※第1話は無料放送)の4K－HDR 完成披露試写会&舞台あいさつが27日、都内で行われ、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和、波多野貴文監督が登場した。

  • 左から光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、波多野貴文監督

同ドラマは、ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン制作の世界的人気ドラマ『コールドケース』の日本版で、吉田羊扮する女性刑事の石川百合をはじめ、神奈川県警捜査一課のメンバーが、難事件を解決するというもの。新シーズンでは吉田ら捜査一課の主要メンバー5人が再結集し、シーズン1よりさらにスケールアップした大規模なロケーションに臨み、日本ならではの時代感や重厚な事件をテーマに描き出す。

主演の吉田は「『コールドケース』は度々帰りたい場所で、ホームのような場所です。石川百合という役を演じながらどこまでが自分でどこからが百合か分からないほど役とリンクして演じられる貴重な役なんです」と演じたキャラクターが自身と重なった部分があるようで、「多くを語らなくても通じ合える共演者の皆さんと、いい意味で妥協を知らない職人のようなスタッフの皆さん、という良い条件が整った現場はなかなか出会えません。私のライフワークとしてこの先も何年も続けたい作品ですね」と次回作にも意欲を見せた。

そんな吉田を同シーズンから「羊さん」と呼び名を変えたという永山。「シーズン2の台本では百合との関係性が縮まっているし、信頼関係も描かれているので、それが原因かもしれませんね」と理由を説明すると、隣にいた吉田から「クランクイン前の飲み会の後から?」と指摘されると、永山は「そうです」と回答。吉田は「飲みニケーションが大事ですね」と納得顔だった。

キャスト陣が吉田を"羊さん"や"羊ちゃん"と呼ぶ中で、1人だけ"ねぇ"と呼んだという三浦友和。その理由を問われて「"羊ちゃん"じゃ子供っぽいし"羊さん"っていう感じでは僕の中ではない。でも、"ねぇ"はなんだか仲の悪い夫婦みたいだよね。シーズン3で決めようかな」と話した。そんな三浦について吉田は「シーズン2では三浦さんが一緒にお弁当を食べてくれました。(シーズン1)では別で食べることが多かったんです。今回はお弁当を持って『僕もこっちで食べようかな』って」と明かした。思わず照れ笑いを浮かべた三浦は「皆さんの邪魔をしちゃいけないと思って(笑)」と困惑気味で、「本当にお邪魔にならないように側に行きたいと思います」とベテラン俳優らしからぬ謙虚な姿勢で笑いを誘っていた。