EIZOのカラーマネジメントツール「Quick Color Match」の最新バージョンが公開されている。開発協力の企業が増え、対応するプリント用紙を大幅に拡充した。

Quick Color Matchは、EIZO、アドビシステムズ、エプソン、キヤノンが共同で開発したプラットフォームとソフトウェア。対応するEIZO製のディスプレイ、アドビシステムズのソフトウェア、エプソンのプリンタと用紙、キヤノンのプリンタと用紙を使うことで、ディスプレイで見る写真の色味と、印刷する色味を手軽にカラーマッチングできる。

最新バージョンでは、Hahnemühle、SIHL、Teccoの3社が開発協力に参画。新たに22種類のファインアート紙（Quick Color Matchに対応する印刷用紙）が加わった。概要は以下の通りだ。なお、Quick Color Matchの動作環境や対応機器、対応ソフトウェアについては、EIZOのWebサイトを参照いただきたい。

Quick Color Match最新バージョンで追加された対応用紙

■Hahnemühle製（8種類）
FineArt Baryta
Photo Rag Baryta
Photo Rag
Photo Rag Bright White
Photo Rag Ultra Smooth
German Etching
Photo Luster
Photo Matt Fibre

■SIHL製（7種類）
Metallic Pearl High Gloss Photo Paper 290
High Gloss Photo Paper 330
Lustre Photo Paper 300
Lustre Photo Paper Duo 330
Satin Baryta Paper 295
Smooth Matt Cotton Paper 320
Textured Matt Cotton Paper 320

■Tecco製（7種類）
PM230 Matt
PL285 Luster
PUW285 Glossy Ultra White
PFR220 DUO FineArt Rag
GB330 Gallery Board
BT270 Baryt
BTM275 Baryt Matt