キヤノンマーケティングジャパンは9月21日、スティックタイプのプレゼンテーションツール「PR3」と「HY-PR1」を発表した。ともに10月19日から発売する。価格はオープン。
PR3
PR3は、レーザー光を使わずスクリーン上にカーソルを表示できるプレゼンテーションツール。プレゼンテーションのスライドなどを表示するPCに専用ソフトをインストールすることで、すべての機能を利用できるようになる。キヤノンオンラインショップでの価格は16,070円(税込)。
画面上のカーソルは、形状、大きさ、色を変更でき、自分だけのオリジナルアイコンも設定可能。加えて、スライド上で強調したい部分を拡大する機能や、リンクを開くクリック機能も搭載する。カーソルの移動速度やバイブレーションの強さも設定でき、プレゼンテーションを進める速度を制御できるタイマー機能も備える。
本体にはリチウムイオン電池を内蔵し、バッテリ寿命は約40時間の連続使用。1分間の充電で約3時間使える高速充電にも対応する。対応ソフトは、PowerPoint 2010 / 2013 / 2016、Adobe Reader DC 2017 for Windows、PowerPoint for Mac 2016、Mac用Keynote 6.5~8.1、Macプレビュー 4.2~10、Googleスライド、Preziなど。
PCとの接続は、USBレシーバーを使う方式とBluetooth(Low Energy)に対応。操作範囲は最大20m。本体サイズはW32×D134×H12mm、重量は40.5g(バッテリ含む)。純正ポーチケースが付属する。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.10~10.11、mac OS 10.12~10.13。
PR1-HY
PR1-HYは、PR3の機能に加えて、グリーンレーザー光による一般的なレーザーポインタ機能を持つハイブリッドモデル。キヤノンオンラインショップでの価格は21,470円(税込)。
緑色レーザーダイオードを直接発光させる「ダイレクトグリーン」を採用しており、赤外線レーザーダイオードを緑色に変換する方式よりも出力が安定し、消費電力も少なくなっている。
レーザー光はクラス2(最大出力1mW以下)、レーザーは長は515m、ビーム系は約17mm、到達距離は約200m。電源は単4形乾電池×2本を使用し、約35時間の使用が可能。本体サイズはW32×D125×H25mm、重量は63g(電池含む)。