東京シャツは9月25日、約5坪の小規模店舗「TOKYO SHIRTS ウィング新橋店」を、JR新橋駅前の「ウィング新橋」(東京都港区)にオープンした。同社によると、シャツ専門業界史上最小店舗という。

  • 「TOKYO SHIRTS ウィング新橋店」

  • 東京シャツの鈴木弘之代表取締役社長

取り扱いアイテムはメンズ商品に限り、商品種類も通常店舗の半分程度に絞り込んだ。綿100%形態安定シャツをメインに約50種1,500アイテムを販売する。価格は2,900円~。

  • 100%形態安定シャツをメインに約50種のアイテムを販売

同店の出店にあわせ、圧縮袋に入った新商品「FLAT PACK(フラットパック)」(3,900円)も発売。シャツを圧縮しサイズをコンパクトにすることで持ち運びやすく、出張にも便利。また、包材を抑えることでごみの減量を図る。圧縮袋はリユースも可能。

  • 圧縮袋に入ったシャツ「FLAT PACK(フラットパック)」(3,900円)

さらに、店頭商品のNFCタグにスマホをかざすと、同社のECサイトに接続。店舗で選んでスマホで後日購入することもできる。

  • NFCタグによる店頭商品のセレクト技術を導入

東京シャツは、1949年にシャツメーカーとして創業。1997年には製造小売(SPA)に取り組みシャツ専門店のチェーン展開を開始、現在全国約190店舗を展開している。また、2015年に日清紡グループの一員となり、原料調達・素材製造からリテールまでの一貫体制を整えた。

※価格は税別