10月11日からNHK Eテレでスタートする『ストレッチマン・ゴールド』(毎週木曜 9:00~9:10 全10回)のスタジオ取材会が25日、東京・渋谷の同局で行われ、結城洋平、宇仁菅真、生駒里奈が出席した。
今年で25年目を迎えた特別支援学校・特別支援学級向けの学校放送番組『ストレッチマン』シリーズの最新作となる同番組。新キャラクターとして地球を守る真のヒーローを目指す新米ストレッチマンのゴールドに結城洋平、彼をサポートする伝説のストレッチマンレジェンドに宇仁菅真、そしてアンドロイドの女の子・マイマイを生駒里奈がそれぞれ演じる。
取材会が行われたこの日は3人とも役衣装で登場し、生駒が「今までの中で一番着るのに時間がかかります(笑)」と明かしつつ、「ヘルメットからすべてNHKさんの技術の高さを拝見しました。大事にたくさんの時間を使って作ってくださり、世界に一つだけの衣装なのですごくうれしいです」と満足げ。同番組に出演が決まり「母が喜んでくれましたね。母と一緒に『ストレッチマン』を家でずっと見ていたので、こんな形で携われてすごく驚きました」と満面の笑顔を浮かべて、「人生の先輩として子どもたちに正しさやうれしさなどを伝えられる人になりたいし、一生懸命作っていけたらと思っています」と意欲を見せた。
同シリーズ4年ぶりの出演となる宇仁菅は、そんな生駒との共演を「綺麗な一輪の花がいらっしゃいますので、現場はとても和やかな雰囲気で収録が進んでいます」と大歓迎の様子。続けて「これからマイマイも新しいキャラクター作りを見つけられると思いますが、新しいキャラクターに挑戦して欲しいですね」とエールを送った。
キャラクターの名前からもイメージできるように、宇仁菅は初代ストレッチマンとして20年以上活躍してきた文字通り『ストレッチマン』のレジェンド。すでに収録が行われ、宇仁菅との共演の感想を求められた結城は「とても尊敬できる先輩で、一緒にしゃべるというよりは、背中で見せる先輩。ついていきたいですね」と宇仁菅についていく覚悟を示した。一方の生駒は「『本物だ~!』と思いましたね(笑)。お母さんだけには(出演が決まったことを)『内緒ね』と喋ったんですが、毎回毎回お母さんに『テレビで見てた人いたよ~』とか『本当にストレッチマンいたよ』という感じで話してました」と幼い頃から親しみのある宇仁菅との共演に感動したようで、「私は視聴者ではなく伝える側。ちゃんと宇仁菅さんに学びながらこの番組を作らなければいけないと思いつつ、やっぱり『本物だ!』と思っちゃいます」と本音も明かしていた。