我が家は、僕の実家で家族5人(父、母、僕、妻、息子)で暮らしている。両親と一緒に暮らしていると言っても、同じ敷地内にある母屋と離れでそれぞれ別の生活基盤のもと生活している。でも、毎日顔を会わしているし、夕食は毎晩みんな一緒に食べているので、ほぼ同居しているといって間違いはないだろう。
結婚すると同時に、妻は僕の実家で暮らすこととなった。もともと頻繁に我が家へ遊びに来てくれていたし、両親も歓迎してくれた。僕も妻も生まれたときから自分たちのじいちゃん・ばあちゃんと一緒に暮らしていたから、同じように一緒に暮らすことが当たり前だと思っていた。一緒に暮らすことが自分たちにとっても、両親にとっても、なにより僕らの子どもにとっても、良い環境になるだろうと考えていた。
一緒に暮らしているといざというときにはお互いに助けあえるし、子どものことでも経験談が役に立ったり、地域の情報なんかも詳しく教えてくれる。子どもの面倒もみてくれたりと本当に助かることが多い。
そうやって助けてもらえる面ももちろん良いことだけど、本当に良いのは子どもが日頃からじいちゃんばあちゃん世代の人と関わりあえることだと思う。いろんな世代の人と普段から関わっていくことで、より様々な体験ができたり、心が育まれるんじゃないかなと考えている。
実際、じいちゃんばあちゃんも一緒におでかけしたり、ご飯を食べていると、息子はより嬉しそうな顔をしている気がする。なんと言っても、パパ、ママ(父ちゃん、母ちゃん)よりじっじ、ばっばの方が上手に言えるくらいじいちゃんばあちゃんが好きなようだ。僕らもその姿が見られて嬉しい。
これからも家族みんな、笑顔の絶えない毎日を送っていきたい。みんなが君を見守っているよ。