米Appleは9月24日 (現地時間)、macOSのメジャーバージョンアップ「macOS Mojave」の正式版の提供を開始した。
Majaveでは、新たに「ダークモード」を選択できる。Dockやツールバーだけではなく、Finderやメールといった内蔵アプリ、そしてXcodeなどApple製およびサードパーティの対応アプリも含め、すべてが黒基調になる。新しい標準アプリとして、iOSで提供されてきた「株価」「ホーム」「ボイスメモ」などがMacにも登場。Safariのトラッキング防止機能の拡充など、プライバシー保護も強化点の1つとなっている。他にも、デスクトップに散らばるファイルを自動的に整理する「スタック」、Finderの新表示モード「ギャラリー」、「クイックルック」の編集/ 加工/ 共有機能、新しいスクリーンショット機能、MacからiPhoneやiPadのカメラを利用する「連係カメラ」など、数多くの機能追加や機能強化が行われている。
アップグレードは、App StoreのmacOS Mojaveのページにアクセスして行う。アップグレード対応機種は、以下の通り。
- MacBook (Early-2015以降)
- MacBook Air (Mid-2012以降)
- MacBook Pro (Mid-2012以降)
- Mac mini (Late-2012以降)
- iMac (Late-2012以降)
- iMac Pro (2017)
- Mac Pro (推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したLate 2013、Mid 2010、Mid 2012モデル)
ただし、アップグレード対象機種であっても、連係カメラや「Hey Siri」によるSiri呼び出しなど、一部の機種では利用できない機能がある。各機能を使用するための条件は、macOS Mojaveのアップグレード方法のページで確認できる。