エネージアは9月19日、「女性の更年期症状」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は6月20日~7月19日、20歳以上の女性1,677名を対象に、インターネットで行われた。なお、本稿では36歳以上の女性の回答をまとめている。

  • 日常生活で慢性的に感じている体の不調

    日常生活で慢性的に感じている体の不調

日常生活で慢性的に感じている体の不調について、36歳以上の女性を中心に結果をまとめたところ、どの年代も「肩こりや腰痛、手足の痛み」「疲れやすさや、体の重だるさ」を感じていることが分かった。また、「顔が突然ほてることがある」「暑くないのに汗が出る」などの更年期独特の症状については、特に51歳以降の女性に多い傾向がみられた。

  • 慢性的な体の不調は更年期症状だと思うか

    慢性的な体の不調は更年期症状だと思うか

続いて、これらの慢性的な体の不調が更年期症状だと認識しているのかどうか調査してみたところ、どの年代でも、慢性的な身体の不調が更年期症状なのかが「分からない」という女性が約3~4割ほど存在し、特に更年期直前の年齢とされる41~45歳では、46%もの女性が自身の症状の原因が分からないままに日常を生活していることが明らかとなった。

「更年期症状ではない」と回答した割合を見てみると、36~40歳女性が最も多く58%。しかしながら、その割合は年齢が上がるに連れ減り、41~45歳では32%、46~50歳では13%、51~55歳では12%にまで減少。徐々に更年期症状だという認識が増す傾向がうかがえる結果に。なお、56~60歳の場合では、「更年期症状だと思う」(33%)、「分からない」(30%)、「更年期症状ではないと思う」(37%)がいずれも3割程度だった。