小学館集英社プロダクションはこのほど、書籍『ブレインハック 脳の潜在能力を引き出す45の習慣』(税別1,500円)を発売した。
すべての可能性を使いきっていないとされる「脳」だが、もっと意識的に動かすことができれば、生産性や創造性は劇的に高まると考えられるという。そのために大切なことは、自分の脳を上手にコントロールすることであるとのこと。同書では脳の潜在能力を引き出すための小さな習慣を45個紹介している。
36個目のブレインハックは、「クリエイティブになるには、汚部屋で仕事」。すっきりとしていていない机で仕事をすることで、アイデアが生まれる可能性があるとのこと。スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグ、ウディ・アレンやアインシュタインなど、世界の一流たちも実践していた日常習慣も掲載している。
また、脳の活性化に効く意外な方法も紹介。おもしろビデオでストレスレベルが軽減されることから、「休憩中は犬より猫の動画を見る」ことがおすすめとのこと。自信をつけるには、「自信満々のポーズをとる」ことも有効だという。
これらを実践するうちに、「新しいアイデアがどんどんわいてくる」「もっと集中して考えられる」「最適の問題解決策を見つけられる」などの効果を実感できるとしている。
紹介しているブレインハックが科学的に正しいのかについては、脳科学の専門家や大学・専門機関による実験や研究を引用して解説。結果を明らかにし、根拠を示しているという。