俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第36話「慶喜の首」が23日に放送される。
新政府軍と旧幕府軍の戦闘「鳥羽伏見の戦い」が勃発。岩倉(笑福亭鶴瓶)が仕掛けた「錦の御旗」で新政府軍が一気に優勢となるが、信吾(錦戸亮)が銃弾に倒れる。朝敵となることに恐れおののく慶喜(松田翔太)は、味方の兵を置き去りにし、ひそかに大坂城を抜け出し江戸へ逃亡。吉之助(鈴木亮平)は慶喜追討の勅命を受け、東征軍の参謀として兵を江戸へ進める。
この36話について、鈴木は番組公式サイトを通じて、「こちらの新政府軍5,000人に対し、慶喜公率いる旧幕府軍は15,000人。ある意味、玉砕覚悟の戦い」と説明。「兵たちが命を落とすことをも受け入れている――そんな吉之助の『怖さ』を意識しました」と役との向き合い方を明かす。
また、「信吾から『戦の鬼』と言われたことで、『自分は鬼にならないといけないんだ』と吉之助は思ったはずです」と分析する鈴木。「大軍を率いるリーダーとして、決して動揺は見せられない。心のダメージを抱えながらも、必死に鬼を演じている吉之助がいます。だけど唯一、心の揺れ動きを見せられるのが、一蔵どんです。このふたりの関係はやっぱり特別なんですよね」と吉之助の心情を伝えている。