米Amazonは9月20日 (現地時間) 、デジタルアシスタント「Alexa」を利用できるスマートスピーカー「Echo Dot」と「Echo Plus」の新モデルを発表した。ファブリックを用いた新デザインを採用。Echoユーザーが最も使用しているミュージック機能をより豊かに楽しめるようにオーディオ性能を強化した。日本でも同日から予約注文の受け付けを開始、10月30日に発売する予定だ。価格は、Echo Dotが5,980円、Echo Plusが17,980円。

昨年登場した「Echo」新モデルと同じように側面がファブリック素材のカバーで覆われており、Echo DotとEcho Plusは角が丸みを帯びたより柔らかいデザインになっている。カラーは、どちらもサンドストーン、チャコール、ヘザーグレーの3色。

  • 「Echo Dot」

    スピーカーがパワフルに強化された「Echo Dot」

コンパクトなパック型の「Echo Dot」は、初代モデルと同じサイズのまま、スピーカーがドライバ径0.6インチから1.6インチに大型化した。音楽などを、より優れた音質、大きなサウンドで再生できる。代わりにマイクアレイのマイク数が7つから4つに減少したが、離れた場所から話しかけてもAlexaが適切に反応する良好なレスポンスを維持している。

ボタン類は、音量アップ/ダウン、アクション、マイクオフの4つ。スピーカー/ヘッドホン接続用の3.5ミリ・ステレオジャック、Micro USB電源ポートを備える。ワイヤレスはWi-Fi (802.11 A/b/g/n)、Bluetooth。本体サイズは32×84×84ミリ、重量は163グラム。

  • 「Echo Plus」

    スマート家電の簡単セットアップをサポートする「Echo Plus」

「Echo Plus」は、Zigbeeスマートホーム・ハブを内蔵する。スピーカースタイルのEchoの最上位機種だ。円筒形に丸みが加わって、前モデルより背が低く、幅が広くなった。2.5インチ・ウーファー / 0.6インチ・ツイーターだったスピーカーが、3.0インチ・ウーファー / 0.8インチ・ツイーターに強化され、高音はよりクリアに、さらにダイナミックに低音を響かせる。

また、新たに温度センサーを内蔵する。例えば、室内温度が30度に達したらユーザーに通知、ルームファンを回すというような温度に関連したアクションが可能になった。

ボタン類は、音量アップ/ダウン、アクション、マイクオフの4つ。スピーカー/ヘッドホン接続用の3.5ミリ・ステレオジャック、電源ポートを備える。ワイヤレスはWi-Fi (802.11 a/b/g/n)、Bluetooth。本体サイズは148×99×99ミリ、重量は780グラム。