17年に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを獲得した井本彩花が、11月10日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『あなたには渡さない』(毎週土曜 23:15~)で連続ドラマデビューすることが決定した。

井本彩花 -テレビ朝日提供

同ドラマは96年に刊行された連城三紀彦氏の小説『隠れ菊』(集英社文庫刊)を現代版にリメイクするもの。木村佳乃演じる上島通子は、突然目の前に現れた夫の愛人・矢萩多衣(水野美紀)から離婚届を突きつけられ、「ご主人をいただきにまいりました」と言われる。どん底に落とされた通子だったが、真っ向から立ち向かうことを決意し、夫を差し出す条件として愛人から6,000万円もの大金を引き出し、割烹料理屋の女将として再スタートを切る。

通子の長女・優美役を演じる井本。「最初に聞いた時は本当にビックリしました。自分にできるのかとても心配でしたが、台本や原作を読み込んで役を理解していくうちに、少しだけ自信がつきました」とオファーの感想を明かす。

ドラマの撮影現場については「緊張しました…! 普段あまり緊張しないタイプですが、初めての連ドラレギュラー出演というのと、お芝居のお仕事が2回目なので緊張しました。あらためて演技はすごく難しいなと思いました」と感想。

木村の印象を「すごく明るくて気さくで、優しい方でした」といい、「撮影の合間にたくさん話し掛けてくださったおかげで緊張もほぐれました。木村佳乃さんに『失敗を恐れずに何でもやっていいよ。』という言葉をいただけてうれしかったです」と振り返った。

さらに、自身の演じる役に関して、「優美は少し暗い性格の女の子ですが、お母さんの通子はすごく芯が強くて明るい女性なので、そのDNAを受け継いだ娘として、暗いだけではない、通子のような明るさも併せ持つ女の子であるように表現しないといけないなと思っています」と意気込み。

そして、自身はケンカが強い方かと問われると、「強い方だと思います(笑)!」と笑顔を見せ、「遠慮せずにバシバシ言ってしまう方だと思います。言い合いで負けたときは態度で『も~っ!』って(笑)。けっこう言いますよ(笑)」と話していた。