Houzz Japanは9月20日、「2018年版 HOUZZ & HOME 住宅リフォーム・リノベーション市場調査(Houzz 住まいのアンケート)」の結果を発表した。調査は3月5日~4月24日、世界中のHouzzユーザーを対象にインターネットで行われ、日本の一般ユーザー2,524名と、2017年中にリフォー ム・リノベーションを実施した347名の有効回答を集計している。
2017年にリフォーム・リノベーションが多く実施された場所は、1位「キッチン」(30%)、2位「バスルーム」(27%)、3位「リビングルーム」(26%)だった。
続いて、2017年のリフォーム・リノベーションの費用について調べたところ、その中央値(トップ10%のパーセンタイル値)は200万円となった。2016~2017年の住宅購入者別の年間中央値で見てみると、「初めて住宅を購入した人」がリフォーム・リノベーションに最もお金をかける傾向にあり、費用の中央値は600万円だった。また、「住宅の購入歴がある人」の中央値は500万円、「長期の住宅保有者」の中央値は150万円となった。
リフォーム・リノベーション後の住宅の価値について聞くと、「費用と同じくもしくはそれ以上に価値が上がったと思う」(28%)、「費用の50%〜90%ぐらい上がったと思う」(21%)、「少し上がったが費用の半分以下しか上がっていないと思う」(21%)と、約7割の人が改修後に住宅価値が上がったと回答した。
なお、同調査では、2017年に住宅を購入した人を「初めて住宅を購入した人」、過去に購入経験があり2017年に住宅をリフォーム・リノベーションした人を「住宅の購入歴がある人」、6年以上住んでいる住宅を2017年にリフォーム・リノベーションした人を「長期の住宅保有者」と定義している。