グローバルウェイは、9月20日に「精密機器業界の年収ランキング」を発表した。調査対象は『図解! 業界地図2018年版』(プレジデント社)に記載があり、対象期間中(2013年4月1日~2018年3月31日)に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」ユーザーから給与明細投稿が20件以上寄せられた企業としている。
1位は高年収ランキングの常連キーエンス(平均年収977万円)、2位は昨年20年ぶりに過去最高益をだしたソニー(平均年収744万円)、3位は制御事業に強みをもつ横河電機(平均年収665万円)、4位は消化器内視鏡で世界シェア首位のオリンパス(平均年収664万円)、5位は一般社員のボーナスが復活した東芝(平均年収657万円)となる。
ユーザーのコメントには、「会社として接待を禁止しているため、交際費を自費で賄うといったこともない。ボーナスなどの評価もある意味KPIが明確になっており、待遇に関しての大きな不満は出にくい」(キーエンス/法人営業/20代後半男性/年収900万円)、「査定制度は満足していました。ボーナスにきちんと反映され、その後のグレードの昇格にも直結します。グレードの昇格は一部年齢の影響はありますが、若手でも昇格の可能性があります」(ソニー/研究開発/30代前半男性/年収900万円)、「給料は平均より高め。賞与は多い。残業手当は基本的に付く」(横河電機/電気・電子回路設計/30代前半男性/年収800万円)などがあった。