フジテレビのバラエティ番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁 夏の大花火』(8月15日放送)が、ギャラクシー賞の8月度月間賞を受賞した。

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    『99人の壁』MCの佐藤二朗

『99人の壁』は、四方を囲んだ99人の群衆“ブロッカー”に対し、たった1人の“チャレンジャー”が「自分の得意ジャンル」という武器でクイズバトルに挑むもの。同賞では「秀逸なシステムはそのままに、今回は2ステージ制で、選ぶジャンルを通常の『無差別』と『平成の日本人』限定に分けるという工夫も。また今回から選んだジャンルが『壁』にいる段階から常に表示されるようになり、その人の人となりなどを想像できてワクワク感が増した」と評価した。

同番組はこれが3回目の放送で、10月からは毎週土曜(19:00~)でレギュラー化される。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。8月度は、サンドウィッチマンが出演したNHK『病院ラジオ』(8月9日放送)も受賞し、「サンドウィッチマンが大阪の国立病院に出向き、2日間限定で病院にいる人々向けの出張ラジオ局を開設。患者やその家族の心の中から本音トークやつぶやきを拾い上げ、2人の優しさで包みながら励ます。全員が自然体。『生きること』について考えながら番組を紡ぎ上げたに違いない制作チームの熱意と丁寧なアプローチに敬意を表したい」と講評された。

他にも、NHK『NHKスペシャル「“駅の子”の闘い~語り始めた戦争孤児~」』(8月12日放送)、NHK『ミステリースペシャル「満願」』(8月14~16日放送)が受賞している。