オンラインスクールは9月19日、通勤電車の過ごし方に関する調査結果を発表した。調査は8月17日～24日、1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)在住で通勤に電車を利用している有識者1,000名(性年代別均等割付)を対象に、インターネットで行われた。

若い世代ほど通勤電車内で時間を有効活用

  • 通勤電車内で時間を有効に使えているか(年代別)

    通勤電車内で時間を有効に使えているか(年代別)

調査によると、通勤電車内での時間を有効に使えている人は34.4%、使えていない人は29.4%。有効に使えているという人の割合を年代別にみると、「20代」(44.0%)、「30代」(36.5%)、「40代」(30.0%)、「50代」(29.0%)、「60代以上」(32.5%)と、若い世代で高い傾向に。

  • 通勤電車の混雑度合いと、通勤時間を有効に使っている人との関係性

    通勤電車の混雑度合いと、通勤時間を有効に使っている人との関係性

また、通勤電車の混雑度合いと、通勤時間を有効に使っている人との関係性を調べたところ、通勤時間を有効に使えているという人の割合は、通勤電車が「とても混雑している」人で35.9%、「どちらかというと混雑している」人で36.1%だった。一方、通勤電車が「全く混雑していない」人では32.0%、「どちらかというと混雑していない」人で32.4%となり、通勤時間を有効利用できているか否かは、通勤電車の混雑度にそれほど影響されないと言える結果となった。

通勤電車内での時間の使い方

  • 通勤電車内での時間を有効に使えていると思う理由

    通勤電車内での時間を有効に使えていると思う理由

通勤電車内での時間を有効に使えていると回答した344名を対象に、有効に使えていると思う理由を尋ねたところ、「日々のニュースなど様々な情報を取得できるから」(54.1%)が最多に。次いで「読書や音楽など自分の趣味に時間が使えるから」(40.4%)、「ビジネスや経済情報など仕事に関連した情報を取得できるから」(34.9%)と続き、通勤時間を情報収集や趣味の時間にするなど、上手に活用していることが分かった。

この結果を、立ち席時と着席時とで比べてみたところ、立ち席時は「ニュースサイトの閲覧」(32.4%)、「特に何もしない」(24.7%)、「音楽やラジオを聴く」(22.3%)が上位に。一方、着席時の場合では、「仮眠、休憩」(37.9%)、「ニュースサイトの閲覧」(36.7%)、「読書」(紙の書籍)(26.2%)が多かった。