歌手の美川憲一が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演し、人工授精による代理出産を考えた過去を明かした。
美川は25歳の時、友人の紹介で出会った2歳年下のOLと結婚を前提に交際していたが、「もし結婚して子供ができても美川憲一でいられるのかなって思ったのよ」「お父さんが化粧して、お父さんだかお母さんだか分からないのは…。(それが理由で)学校でいじめにあってって考えたときに、自分がしたいなと思ってすることが(家族を)不幸にさせるじゃないかなって思って、諦めましたね」と告白。「でも今考えたら、美川憲一としてこの華やかな格好をしてられるので、結婚しなくてよかったな」と語った。
しかし、どうしても子供だけは諦めきれなかった美川は、今から20年前、人工授精での代理出産を検討したそう。「韓国とアメリカと面接した時に『喜んで作らせていただきます』と言われた」というが、「『1年に1回、子供に会わせてください』って言われて。そうすると、子供に対してかわいそうな思いさせるなって思って」「それでやっぱり諦めて。やっぱり自分のエゴでしてはいけないって諦めました」と、断念したことを告白した。
それを聞いたMCの梅沢富美男は「私は美川さんの友達としてちょっと心配ですね。将来どうしますか? あの財産。遺書とか書いてますか?」と質問。美川が「遺書は書いてないですね。親切にしてくれた人には残してあげようかなと」と答えると、梅沢は「じゃあ私の名前も入れてください」と要望していた。
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