ヤマト運輸は9月16日、社員のライフステージに応じて柔軟に勤務形態を選択できる「労働日数・時間選択制度」を開始した。
同社では、働き方改革を経営の中心に据え、労働人口の減少などによる物流業界全体での人手不足に対応し、社員にとってより働きやすい労働環境の整備や、採用競争力の強化に向けて取り組んでいる。
育児や介護、加齢による体力の低下など、社員のライフステージが変化するときに1日あたりの労働時間を柔軟に選択できるよう短時間勤務制度を運用。このほど、勤務形態の選択肢を増やし、さらに勤務日数も選択できるようにした。
1日あたりの労働時間は、往来の「4時間」「5時間」「6時間」「8時間」に、「7時間」を新設。週あたりの労働日数は、往来の通常勤務(248日)のみから、「週4日」「週3日」を選択可能とした。育児や家族などの介護、あるいは年齢(50歳以上)など一定の条件に該当する在籍1年以上のフルタイマー社員が対象となる。