レノボ・ジャパンは19日、Ryzen PROを搭載した12.5型モバイルノートPC「ThinkPad A285」を発表した。同日から直販サイトで販売開始する。価格は税別178,000円から。
ThinkPad A285は、Radeon Vegaグラフィックスを統合したRyzen PROシリーズを搭載する薄型の12.5型ノートPC。本体の厚さを最薄部で約17.4mmに抑えながら、米国の軍事調達基準「MIL-SPEC」をクリアした堅牢性も備える。
セキュリティー・チップ(TPM)を内蔵するなど、セキュリティ面にも注力。Webカメラに開閉式カメラカバー「ThinkShutter」を採用し、意図しないWebカメラの作動に備えるほか、オプションで顔認証サインインが可能なIRカメラも選択可能。指紋センサーは標準搭載する。
選択できる構成は、OSがWindows 10 Pro / Home、プロセッサがAMD Ryzen 7 PRO 2700U / 5 PRO 2500U / 3 PRO 2300U、メモリが最大16GB、ストレージが最大512GB(PCIe NVMe SSD)、ディスプレイが12.5型タッチ対応FHD液晶 / 12.5型タッチなしFHD液晶 / 12.5型タッチなしHD液晶など。
インタフェースはUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、イーサネット拡張コネクター2、microSDカードリーダーなど。インタフェースを拡張できるドッキングステーション用のドッキングコネクター(USB Type-C×2&イーサネット拡張コネクター2と兼用)も本体左側面に備えている。
本体サイズは構成により異なるが、タッチなし液晶搭載時でW307.7×D209.8×H17.4mm。重さは最軽量時で約1.13kg。