女優の中山忍が、19日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)で、タレントの清水アキラにアイドル引退に追い込まれたことを告白した。
中山美穂の妹で、今や“2時間ドラマの新女王”とも言われるようになった中山。アイドルとしてデビューしたが、どこに行っても姉と比較される毎日に嫌気が差し、次第にアイドルを辞めたいと思うようになったという。
それに感づいた事務所は、出演番組の台本を事前にチェックし、姉の話題を全てNGに。しかし、1991年に放送された『ものまね珍坊』(フジ)という番組に出演した際、司会の清水からいきなり姉の話題をされた上、「お姉さんのものまねをしてください」と振られてしまった。
これに、当時の中山は「やるまで許してもらえない雰囲気があった」と追い込まれ、完全に心が追い込まれてしまい、「エレベーターに乗って帰るときに、泣きながら『もうバラエティ出たくない』って」と、アイドル引退を決定的にされたことを明かした。
これを受け、スタジオに登場した清水は「全然思い当たる節がないわけですよ」と困惑したが、当時の番組でのやり取りをVTRで見て、中山にも「とても傷つきました」と言われて反省。
清水は「中山美穂ちゃんの妹だと言ったほうが知れると思ったんでしょうね。その場が盛り上がればと思ったんですけど、どっかで忍ちゃんの心に傷をつけていたっていうのがあるかもしれないなぁ。その節はいろいろ心を傷つけて申し訳ないことをしましたです。本当に申し訳ない」と頭を下げて謝罪し、握手して和解した。
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