東京急行電鉄、こどもの国協会、雪印こどもの国牧場は18日、「こどもの国」(神奈川県横浜市青葉区)の魅力を発信し、より多くの人々に来てもらうためのイベント「こどもの国線楽しモウ~」を10月1日から開始すると発表した。実施期間は2020年3月末まで。「こどもの国」併設の「雪印こどもの国牧場」にちなんだラッピングを施した「うしでんしゃ」を運行するほか、「うしのるるんスタンプラリー」などのイベントを行う。
こどもの国線(横浜高速鉄道が車両・施設を保有、東急電鉄が列車を運行)は長津田~こどもの国間を結び、沿線住民の他に「こどもの国」来園者の利用も多い路線となっている。「こどもの国」は多摩丘陵の緑豊かな自然を生かした約100haの広い敷地の中に、アスレチックや運動施設など幅広く楽しめる施設があり、併設の「雪印こどもの国牧場」では約40頭の牛をはじめとする動物が飼育され、実際に動物に触れ合い、バター作り・乗馬・乳搾りなどの体験もできる。
「こどもの国線楽しモウ~」に合わせて運行される「うしでんしゃ」は、こどもの国線で運行されるY0系1編成(2両編成)を使用し、「こどもの国」併設の「雪印こどもの国牧場」にちなみ、車体全体を牛に見立てた白黒の牛模様にラッピング。運行期間は2018年10月11日から2020年3月31日まで(車両運用により定期的に運休あり)を予定している。
「うしのるるんスタンプラリー」は長津田駅と「雪印こどもの国牧場」を巡るスタンプラリー。2カ所のスタンプを集めると、参加賞としてもれなくイベントオリジナルキャラクター「うしのるるん」もしくは「うしでんしゃ」グッズがプレゼントされる。開催期間は10月11日から11月30日まで。その後も2020年3月末まで不定期に開催される予定。
その他にも、11月3・4日に開催される「こどもの国牧場まつり」に「うしのるるん」が登場し、記念撮影会に参加するなど、「こどもの国線楽しモウ~」を盛り上げる企画が予定されている。